閉ざされたOFFICEの中で
風を感じれるってとても大切。

商品名 KUSA
本体 木(ブナ)/鉄/ポリエチレン
サイズ 27φ354H
重量 40g
取り扱い店 アッシュコンセプト 有限会社
デザイナー 瀧ひろみ・大畑友則
参照URL http://www.h-concept.jp/html/index2.html

瀧ひろみ

1997年 嵯峨美術短期大学 美術学科陶芸コース 卒業
2006年 多摩美術大学 造形表現学部 デザイン学科 卒業
2004年 "switch design"をスタート

大畑友則

2001年 武蔵工業大学 工学部 機械工学科 卒業
2005年 多摩美術大学 造形表現学部 デザイン学科 卒業
2004年 "switch design"をスタート

ゆらゆらと風を感じることの出来るオフィスに変身。

オフィスの中を歩いているとき、ふと窓が開かないことに気づきました。当然開けることのできるオフィスもあるにはあるんですが、近年の特に高層ビルになると窓を開け放ったり、風が抜けたりということは到底ありません。人間のバイオリズムというか定期的にやってくる自然への回帰というか、普段感じれることを感じられないのは無意識のうちにストレスだと思うのです。ご紹介するKUSAというアイテムは、デザイナーの原風景である「田んぼ」からインスパイアされた擬似グリーン。しかしもってその動きとフォルムに「風」を感じて癒されてしまう、不思議なアイテムなのです。

通るたびに「ゆらゆら」

何か実用的な機能がなくてもおいておきたいアイテムもあります。仕事とプライベートって切り離して考えがちだけど、きっと暮らすことと働くことは同義ということなんでしょうね。アイデアを武器に戦うワーカーにとっては、お風呂に入っている時、友人と食事している時。そんな瞬間にこそグッドアイデアが生まれたりします。そうなるとデスク上に懐かしさを喚起するようなリラックスアイテムがあってもいいじゃないか。このアイテムをみたとき素直にそう思ったんです。通るたびにゆらゆら。なんだか私の動きに呼応しているみたいです。


「福岡オフィス図鑑03」にて取材した「富士通コミュニケーションサービス(株)黒崎サポートセンター」内にてKUSAを設置しています。

やっぱりグリーン!!

一日のうちに自然と触れ合い事はどのくらいありますか。職種・業種にもよりますが、オフィス内では基本的に乾燥がつきもの。高層ビルで窓を開けるなんてとんでもない。それが当たり前になった今、風を感じないことに違和感を覚えなくなってしまいましたよね。でも自然に触れたり、喚起するものをそばに置くことって実はすごく大切なことではないでしょうか。もちろん理論的にも実証できるほどグリーンのメリットは大きい。でも。そうじゃなくても。やっぱり単純にグリーンが生き生きしていて素敵だと思います。。