デザイナーが自分のために考えた、
「オレ流ワークステーション」MILK。

商品名 MILK/BLACK MILK
GRAND MILK
本体 天板:MDF
脚:アルミ
サイズ MILK/BLACK MILK:Size 1400×800
GRAND MILK:Size 1800×820
取り扱い店 Holmris office A/S Denmark
参照URL http://www.milk.dk/

オレ流ワークステーション

身近なモノは、自分の好きなモノや、こだわったものを使いたい。みんな、すくなからずそんなキモチがあると思います。今回は、デンマーク在住のデザイナーが自分用に作ってしまったデスクをご紹介。

商品紹介のHPに「自分の為だけに作ったデスクです。皆様の都合はわかりませんのであしからず。」(少し誇張表現してます)といったコメントが載っています。オレ流だよ、ってメッセージなのですが、つまり自分の『働く』を見つめ直した末、「オレのデスクはこうだよね」って想いが、このカタチになってるんだと思います。家具のデザインを製品にするってそれなりに大変なことなのですが、オレ流でありながら、周囲をうならせ、製品になってるところがスゴイです。

Designed by Soren Rose
Soren Rose studio
Nygade4,1st fl./
DK-1164Copenhagen K/
Denmark

アナタ次第!な4つのフリースペース

とても使いやすそうなこのデスクなのですが、一番惹かれる部分がこの4つのスペースです。作り手の彼もここ大事!きっとそう感じる部分だったのでカタチとして残っているのだと思います。
日本では、ステーショナリーの整理は、あらかじめ用意されたペントレーを利用するスタイルが比較的多いように感じるのですが、このMILKでは4つのハコがあるのみ。
どう使う?
“フリー”な部分を提供することで、使う人に「使い方=働き方」を考えさせる”キッカケ”を与えているように思います。
そうしてできあがった想いが“カタチ”になり、みなさんの個性や働き方の表現の場になっていくという素晴らしいオフィスシステムだと思います。
ちなみにこの下写真からの推測ですが、デザイナーである彼は、ワークタイムを一緒に過ごす友人に金魚を選びたい意識があるようです。私なら、HOLOHOLO(エビくん)を眺めながら仕事がしたい。

使い勝手・機能・個性・デザイン・
沢山のファクターが詰まった
このMilk Workstationで作られたオフィス
参照 soren rose studioより

テーブルな佇まいのデスク。閉鎖的な下肢空間を作らず、全体として軽快でスタイリッシュなオフィスの印象です。スタッフのコミュニケーションとコンセントレーションのバランスを取り、一方で個性・創造性を喚起するが、無秩序は許容せず、ある種植木の「剪定」のような整理を促す空気感をもたらすようにも感じます。美しい「宿り木」といったイメージでしょうか。
合わせてサーバーや、コミュニケーションスペースも、オブジェのような印象に。

http://sorenrose.comhttp://sorenrose.com

オフィス作りで最初にすることは貴方が「働き方」を考えることから。

ドラマのように働きたい!! 例えばですが自分がカッコよく働く姿を想像するって、やはり入社前後が多いと思います。今現役でバリバリ働いている皆さんは日々に追われ、気持ちにゆとりも無い…でも私達はそんな皆さんにこそ、もっと自分の「働く」を想像して欲しいと思っています。想像と現実、かけ離れていることが多いし割り切って生活している。でも環境を作ることって気持ちを作ることだと思うんです。例えば「選ぶ」って行為は誰でも可能で且つポジティブ!それを手にした時の自分を想像するって凄くワクワク・ドキドキする、とても大事な気持ち、想像の中に貴方のワークライフのストーリーがある。想像することが大事なことだと思います。会社から与えられる+モノに合わせる働き方、当然の仕組みです。でも本当の企業の財産は人だということを忘れるとよいオフィスとは言えないかもしれません。