商品名 | Happy Hacking Keyboard |
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サイズ | W294×D110×H37.9(キートップ上面まで) |
重量 | 520g(USBケーブル除く) |
参照URL | http:///www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/ |
取り扱い店 | PFU (Japan) |
Award | Good Design Award 2004 |
『日本初のハッカー作品を作った男の考えるキーボード』
“当時のテレタイプの文字コード変換表をプログラム本体に組み込んだ入力ルーチンは、プログラムを短くし、同時に処理速度も上げたもので、日本初のハッカー作品と呼ばれる。”
考案者の紹介でこんな過去の歴史的偉業が紹介されていました。
東大の名誉教授とPFU研究所と共同開発で世に出したこの商品は、長時間のキーボード仕様を行うUNIX/Linuxのエンジニア達に絶大な人気を誇るキーボードで、北米でも10万台以上のセールスを記録しているそうです。キーボードの存在を、生産性そのものとして生きている業界方々からの評判が実力を語る商品です。
考案者は真のハッカー用キーボードを作りたかったらしく、ゆえに無駄のないキーの配列で、非常にシンプルです。
・テンキーがありません。・ファンクションキーがありません。(ファンクションキーは、Fnキーと同時押しで、使えます)
・ControlキーとShiftキーの位置が汎用品とは逆配置・Deleteキーがありません。
(FnキーとBSキーの同時押しで使えます。)
・ローマ字カナ入力に不要な、カナ印字がありません。
キーの物理的な存在は消していますが、それはオーバースペック・無駄といった観点から省略されていっただけで、当然ながら、従来のキーボードに劣らぬ機能が確保されています。また、左記に列挙した機能やフォルムを付加しながら、さらに実用性、耐久性を向上させ、プロユースをうならせる結果になっています。モノとしてのフォルムもとても美しいです。
皆さんは一日でどのくらいの時間キーボードに触れますか?アウトプットツールのセレクトミス、これってじつは企業ロスに直結するんですよね。例えば、一日一人当たりのタイプロスが10分/人・日あったとします。ここで単純な仮定のもと、計算してみると、
社員が雇えそうな金額になってしまいました。
ツールはスタッフにとって身近で優秀な相棒でなければなりません。貴方が一番チカラを発揮しやすい環境を考えることは、会社にとっては単純にワガママといったものの類ではないとおもいます。安いから、管理がしやすいから、単純な観点で、全体ツールを決めていくのはとても危険なことではないでしょうか。
和田 英一
東京大学 名誉教授
『アメリカ西部のカウボーイたちは、
馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、
鞍は自分で担いで往く。
馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、
生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。』
リクナビ テック総研インタビュー
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000994
なにかを良くするって、行動に移すかどうかは、ほんの一瞬できまる行為だと思うんです。よくするか、妥協するか、先延ばしにするか、そのときの状況によると思いますが、結果が見えた後の選択枝そんなに多くない。大げさななにかを伴わない小さなことならどんどん改善していくべきだと思います。自分の理想に向かって。もちろんバランスは必要ですが。