一杯のコーヒーから、企業価値を考える

商品名 フェアトレードコーヒー
お問い合わせ先 POPLIFE CO.(ポップライフカンパニー)
参照URL http://www.popcoffees.com

コーヒーの流通

コーヒーの産地は、主に赤道周辺の熱帯地方の途上国で、その労働力は貧困層が従事しています。満足に教育を受けられない貧困層は、単純労働につかざるを得ません。コーヒーの価格帯は天候や国際相場に左右されるため、農場主やコーヒーを買い付けるバイヤー・商社などは、できるだけ価格を安く設定し、相場変動による損失を出さないよう努めます。そうなると、価格相場に関わらず労働力の源である現地の労働賃金は慢性的に安く据え置かれ、例え相場が上がって利益が出る時であろうとも、その利益は流通段階で取られてしまう。コーヒー産地では、大人だけでなく子供でさえその労働力にあてがわれ、教育を受けられなくなっており、さらなる悪循環に続いている状況でなのです。

フェアトレードとは 人と地球にやさしい貿易

発展途上国の地域には、豊かな資源と伝統技術を持ちながらも、商品開発のノウハウや商品を販売する流通市場の情報がないために、いくら働いても生活水準が上がらず、それどころか正当な教育を受けることもできず、貧困の悪循環から抜け出せない人々がいます。そんな人々に正当な賃金を受け取れる貿易のルートを築くことで、彼らが彼   ら自身の手でその悪循環を打破できるように支援していく活動がフェアトレードです。フェアトレードは、人と地球にやさしい貿易のしくみ。「フェア」には、「正当で適切な労働対価」と「極力環境に負荷のかからない栽培法」という2つの意味合いがあります。

フェアトレードに参加する

毎朝決まってオフィスで飲む一杯のコーヒー。そんな何気ないコーヒーからフェアトレードに参加することができます。意識するかしないかではなく、知っているが知っていないか。それだけで、社会貢献になることがあります。企業として、人として、自分の行動をプラスの力に変えることが出来るのです。意気込む必要はありません。おいしいコーヒーを正しい流通の元で頂くことで、多くの人に豊かさを。

POPLIFE CO.
(ポップライフ カンパニー)
福岡県福岡市東区美和台4-6-2
http://www.popcoffees.com/

コーヒー豆焙煎・販売
カフェ&ストアの経営・プロデュース
店舗デザイン・サインの企画・設計

様々な日常のライフスタイルを豊かにするコーヒーと空間を提供する。「できることからはじめる」をモットーに可能性を求め行動、チャレンジすることにより成長する。人間性を尊重して創造性に富んだ職場環境をつくる。事業の成長と継続性、新たな価値の創出の為に利益を追求する。事業を通してスポーツや芸術、児童育成等の地域社会へ貢献する。

「一杯のコーヒーから、企業価値を考える」

とかく企業は、どれだけ社会に貢献しているか?という視点で捉えられることが多いと思います。地球温暖化問題に伴う「チーム6%」運動は良い例でしょう。しかし、「個々人意識改革が必要です」とうたわれ、確かにその通りなのだけれども、どこか意気込んでしまう。きっとそういった活動へは、段階的に慣れていかなければ、「自然に」「続けて」いくことは困難なのかな、とおもったりします。でも実は、もっと身近なことから始めることができることもあるんですよね。一杯のコーヒーからそのルーツを知り、そして正しい流通環境を増やしていく。もっと言えば、何気ない毎日の行動から、より多くの人の雇用機会を増やすことにも繋がるかもしれない。まずは、おいしいコーヒーを飲んで考えて見ましょう。このコーヒーはどこから来ているのか、を。