「ノブを携帯する」という、セキュリティ。

商品名 Knob Key
デザイナー studio note 寺山紀彦
参照URL http://www.studio-note.com/

扉−ノブ=ロック!

国や街、住まいやPC、世界のあらゆるところに溢れている情報。情報はデジタル化され、どこに居てもアクセスが出来るまさに情報化社会。ユビキタス的な思想が唱えられ始めてからまもなく現実化した今の世界では、セキュリティはとても重要な項目です。
目に見えない敵からの見えない攻撃から身を守るため、セキュリティもデジタル化しています。
テンキー、ダイヤルなど数字と電気信号を使ったものから、虹彩認識、指紋認識などそのテクノロジーの進歩はめまぐるしく、しかももはや珍しくも無い。
そんな中見つけたこの「Knob Key」。写真を見ていただければ説明不要な気もしますが、あえて言いましょう。
「守りたい部屋があるなら、扉のノブを持ち歩け。」
いたって単純明快です。
しかし。このKnob keyは実際に売られているわけではなく、あくまでもコンセプト。
MOFF!ぽいでしょ?
なにもかもが複雑化していく中でのこのコンセプトが、なんだかボクにはすっきり気持ちの良いコンセプトなのです。
[Text by Shinya MATSUSHIMA]

studio note ”寺山 紀彦” 
(スタジオ ノート テラヤマ ノリヒコ)

2001 KIDI(Kanazawa International Design Institute )プロダクト科卒業 翌年オランダDesign Academy Eindhoven入学、在学中にStudio Richard Hutten、 MVRDVへ研修、2006年卒業。同年にstudio note立ち上げる。

セキュリティを楽しむ。

オフィスをつくる際に欠かせない考え方のひとつに「セキュリティ」があります。デジタル化の進む昨今、そのセキュリティレベルの設定や方法は多様化しています。しかし、アナログでもインテリアとして楽しめるセキュリティもあると思うのです。