お気に入りの愛車は壁に停めましょう。
結構テンションあがります。

商品名 Cycloc
サイズ 250φ×300mm
本体 プラスチック
参照URL http:///www.japanhometec.com/
取り扱い店 株式会社ジャパンホームテック
デザイナー Andrew Lang

「飾る」という停め方です。

現在街中では言わずと知れた自転車ブームであり、その人それぞれの趣味やファッションあるいは用途や体格に合わせて、実に様々な選択肢が用意されています。その自転車ブームは、もちろん通勤手段にも波及し、ラッシュ時の混み様はものすごいことになっていますよね。特に都心は。しかし街中では、自転車を停めておける肝心の場所がない。これってすごく問題だと思います。当然オフィスビルにおいても同じ。ある程度のキャパシティは用意されているものの、この自転車ブームを許容できる量の駐輪機能を持っているところは少なく、路上駐車が増え続けているのが現状です。そこで今回紹介する「cycloc」。壁に取り付けるだけですぐに自転車をかけることのできる優れもの。バケツみたいな格好ですが。自転車に乗っている時間は、プライベートと仕事を切り分けれる絶好の時間。自転車を降りた後も、マナーを守りサイクリングライフをエンジョイしたいものです。

cyclocは、壁に取り付けるバケツです。そこに回転させる様に自転車を載せて固定することで、スペースの有効活用に繋がります。もちろん鍵を通してロックすることもできるので屋外使用もできます。また、バケツの中にはグローブや工具などの収納スペースもあります。ただ停めておくのではなく、お気に入りのものは飾りましょ!っていう感覚。仕事へのモチベーションはこんなところから上がったりすると思うのです。

また、このCyclocの魅力は単純な構造のcyclocはシンプルでありながら、ポップなカラーリングで空間のアクセントになるところ。ニーズを掘り起こし,てこの原理で機能する秀逸なアイテムです。面積がなきゃ駐輪できないなんて言ってないで、こんな手軽なところから環境を作っていくのも、立派な企業の力だと思うんですよね。Cyclocは、そのフォルムと構造を生かし、自転車(タイヤ径)の大きさや形の違い、はたまた立てかける位置などを問わず設置できるアイテムです。観賞用に掛けるもよし、面積の効率化を得るも良し。壁さえあればどこでもアートになる。自分の愛車がアートになるなんて。テンション上がりますよね〜。

Andrew Lang

プロダクトデザイナー

アートギャラリーやデザ
イン集団が集まるハック
ニー地区に工房兼オフィ
スを構える。Cyclocは彼
のもっとも代表する作品
の一つ。

ブームからニーズをキャッチする

実際、自転車はロングブーム!都心も地方も比較的偏らずその手軽さから人気が高いアイテムですよね。しかし。それゆえの問題点も多くあります。いわゆる「路上駐輪」。様々な角度から社会的問題であることは周知の事実ですが、それにしたって自転車は通勤に使うんだからしようがない。Cyclocは面積を持つ地面ではなく、高さを持つ壁に掛けるという発想です。お気に入りのコートだって帽子だって着ないときでもかっこよくディスプレイしたいもの。そう考えると、Cyclocを使うことが自転車への愛情にも思えてきます。